木造阿弥陀如来立像
彫刻
この阿弥陀如来の立像は、平安時代後期の作といわれ、ゆったりとした美しい線で表現され、豊満な美しさをたたえた仏像である。
言い伝えによると、泰澄大師の作ともいわれており、もとは医王山のお寺に祀られていたと伝えられている。
ヒノキの木片を組み合わせて作られた寄木造りの仏像で、その上に漆を塗り、金箔が張られていた。しかし、今は金箔がほとんどなくなり、黒ずんで見える。
所在地:南砺市井波3050
所有・管理者:瑞泉寺
指定年月日:昭和40年1月1日