井波町物産展示館(旧井波駅舎)
登録文化財
旧井波駅舎は、昭和9年(1934)に建築された寺院のような形で、加越線といわれた石動から井波を通り、庄川まで走っていた鉄道の駅舎である。
昭和47年に鉄道が廃止されるまで、井波町の玄関口として、人々の乗り降りが多かったところである。
この総ヒノキ造りの駅舎は、井波を代表する宮大工松井角平によって建てられ、宝形屋根の楼閣が高くそびえたっている。金色の屋根飾りや、壁の一部に残っている彫刻欄間などは、他に見られない特色を持っている。
所在地:南砺市北川86
所有・管理者:南砺市
指定年月日:平成8年12月20日