瑞泉寺
史跡
瑞泉寺は、明徳元年(1390)に本願寺五代綽如によって開かれた。綽如は浄土真宗の教えを北陸地方に広めるために、井波の地がふさわしいろ考え、後小松天皇の許しを得て、北陸の各地から寄付を集め、寺を建てた。
現在の本堂は、明治18年(1885)に再建されたもので、間口45.5m、奥行42.7mもあり、北陸地方の真宗木造建築の寺院としては、一番大きな建物である。棟梁は、井波彫刻の松井角平恒弘や井波大工、井波の彫刻師が工事の中心となって完成した。
所在地:南砺市井波3050
所有・管理者:瑞泉寺
指定年月日:昭和30年7月