室町時代中期の画様、三尊形式の来迎図の中で最も古く、描線も優婉をきわめ、力強さをみせている。
やや、傷みがみられるが、幸い三尊は旧態を残しており、室町時代の代表的仏画のひとつである。
所在地:南砺市高宮880
所有・管理者:随順寺
指定年月日:昭和62年3月25日
宋の様式を取り入れたもので、鎌倉時代後期のもの。浄土教布教のため伝わったものと思われるが、力量感に富み、温麗な容姿は、藤原時代の特長を表している。
所在地:南砺市高宮880
所有・管理者:随順寺
指定年月日:昭和62年3月25日
四天雄飛の図
絵画
文化勲章を受章し、世界的に有名な板画家、棟方志功画伯の作品である。
画伯は、昭和20年4月、太平洋戦争の戦火をさけて福光町に疎開し、およそ7年間にわたって精力的に制作活動を送った。
その間多くの板画作品、襖絵の大作を描いたが、この作品は昭和25年に帝展に出展したものを福光中学校講堂の新築を記念して画伯から寄贈されたものである。
所在地:南砺市棟方志功記念館
所有・管理者:南砺市
指定年月日:昭和54年12月12日