荒木のねつおくり
無形民俗文化財
稲の熱送り(病虫害の防除)は江戸時代から南砺地方一円で広く行われたが、現在ほとんど行われていない。
しかし、荒木地区では元禄元年(1688)より行われてきていると伝え、江戸時代からの夏祭りの風習を、完全に近い形で残している。
所在地:南砺市荒木地区
所有・管理者:荒木地区
指定年月日:平成15年10月1日
福光ちょんがれ
無形民俗文化財
「ちょんがれ」は盆踊り歌として南砺波地方で歌い継がれてきた。歌は「端もの」「段
もの」に分れ、「端もの」は歌詞が短く、民衆の生活に関係深い故事や、社会的事象を巧みにうたい、郷土色豊かなものである。一方「段もの」の方は幾段にも
別れた長いもので、これを何人もの歌い手が交代で音頭をとるものである。
一方、踊り手も手や足を歌に合わせて誰でも習得できる大衆的な踊りである。
所在地:南砺市福光地方一帯
所有・管理者:福光ちょんがれ保存会
指定年月日:平成10年11月24日