土山御坊跡
史跡
古来、土山には砺波山で敗れた平家方の子孫が住んだという伝承がある。文明初年には本願寺8世蓮如が、土山御坊を起こし次男の蓮乗を住職とした。御坊はその後、高木場、安養寺を経て、伏木に移り勝興寺として栄えている。
御坊跡には、蓮如が造作したという庭園が復元され、蓮如が植えたと伝えられる伽藍木が生育している。
また、土山御坊の近くには、天正11年(1584)のころ、佐々成政が築城したという御峰城跡がある。
所在地:南砺市土山
所有・管理者:土山地区
指定年月日:昭和36年8月30日