蓮如上人腰掛石・座像石・虎石
南蟹谷地区
文明3年〔1471年〕真宗本願寺八世蓮如は、加賀国二俣より蟹谷郷を巡錫されるが、その折に、高窪の豪族大笹久兵衛家に逗留され布教された。その折に、腰をおろして休まれたと伝えられる腰掛石、虎の模様をもつ石は大変上人が愛用された石という。
また、上人が立ち去られるのを蟹谷地方の住民が大変哀しんだところ、大笹家の庭にある石を指して、あの石を蓮如だと思ってほしいといって去って行かれた。これが座像石である。
これらの石は、現在、大笹家に保存されている。
所在地:福光町高窪
所有・管理者:大笹 健