瑞泉寺式台門
建造物
式台門は、宝暦12年(1762)の大火で、本堂、山門、司晨楼などとともに焼けたが、寛政4年(1792)に再建されたものである。
門の扉には、菊の紋章がついていることから、菊の門ともいわれている。門に残る数々の彫刻から、当時の名工たちの木彫の技法をうかがい知ることができる。
所在地:南砺市井波3050
所有・管理者:瑞泉寺
指定年月日:昭和30年7月
臼浪水
建造物
臼浪水は、明徳元年(1390)、そのころ杉谷の山里に住んでいた綽如が、京都へ向かう途中、乗っていた馬が足で地面をかいたところ、そこから清水が湧きでた跡と伝えられている。綽如は、この不思議さに感激し、この場所にお寺を建てた。
この臼浪水は、「馬見井」ともいわれ、近くには、小さなお堂がある。歴史のあるこの一帯は、俳句などにもよくよまれている。
現在のお堂は、明治13年(1880)に再建されたが、老朽化のため、平成15年(2003)にとりこわし、仏堂として新築された。
所在地:南砺市井波3059
所有・管理者:瑞泉寺
指定年月日:昭和30年7月