栃原峠の大杉
天然記念物
栃原峠は、古くは庄川沿岸の村々と井波を結ぶ大切な峠であった。
しかし、この山道は、庄川沿岸の国道156号線の整備や栃原集落の廃村で、通る人もなくなり、今は雑草におおわれている。
この峠の大杉は、ここを通る人々の目印となり、また休息の場所ともなっていた。
峠には、2つの石の地蔵があり、ここを境に、栃原と南山見に分かれていた。現在この地には、記念の石碑が建てられている。
所在地:南砺市大谷字大平
所有・管理者:七村森林組合
指定年月日:昭和41年7月1日