高瀬神社
史跡
この神社は、奈良時代の終わりごろ、「続日本紀」の中に高瀬神としてあらわれる。その後、平安時代の「延喜
式神名帳」にものせられている。高瀬神社がこのように中央から特別の扱いを受けてきたのは、この地方が古くから開け、人々の豊作を祈る神が土地の守り神と
して祀られ、やがてこの地方が朝廷にとって重要な農耕地として認められるようになったからであると考えられている。
この神社に大国主命がまつられているのは、日本海側の出雲地方と北陸との関係が深かったことを示している。
所在地:南砺市高瀬370
所有・管理者:高瀬神社
指定年月日:昭和41年7月1日