安居寺の慶長四年在銘石燈籠
工芸品
安居寺の庫裡の庭にある。
慶長4年(1599)加賀藩の重臣岡嶋備中守一吉によって寄進されたもので、当初は観音堂の正面に据えられていたようである。竿の部分は胴にふくらみを感じ、基礎は六角形である。県内に現存する石燈籠として最古の年号銘をもつ貴重なものである。
所在地:南砺市安居4941
所有・管理者:安居寺
指定年月日:昭和49年7月1日
安居寺鰐口
工芸品
万治元年(1658)に、既存の鰐口が盗難に遭ったため、万治2年(1659)新たに寄進されたものである。現存する在銘の高岡鋳物として最古の鉄製鋳造品である。
所在地:南砺市安居4941
所有・管理者:安居寺
指定年月日:平成6年4月22日
神明社の俳句額
工芸品
福野神明社幣殿に掲げてある短冊形20枚の俳句額である。文化3年(1806)6月、福野の俳人たちが奉納したもので、願主は呂行となっている。城端の小原治五右衛門塗であるとされる。
所在地:南砺市福野1801
所有・管理者:福野神明社
指定年月日:昭和37年7月24日