五番山 西上町 竹田山
五番山 竹田山


庵唄:(江戸端唄系)幕末頃の端唄としてベストセラーの曲となったのは、非常に色気があり、また江戸庶民には必要な飲料水の供給源であった玉川(現多摩川)が題材であったからである。
江戸っ子は玉川の水で産湯を使うことが自慢の種で、殊に女性の色の白さはこれが原因だと誇りにしていた。「思い出さずに・・・」は二代目高尾太夫が伊達網宗へ送った分の一節「忘れねば思い出さず候、かしく」を持ってきている。