城端神明宮社叢
天然記念物
城端神明宮は、山田川右岸の河岸段丘上にあり、うっそうとしたスギの樹林はひときわ
目立つものである。樹齢は神社創建の頃の400年以上と推定され、樹高が40m前後もあり、樹勢も盛んでまだまだ生長期にあるものと思われる。境内には植
栽されたスギの献木が120本余りを有する鎮守の森である。
所在地:砺市城端1669
所有・管理者:城端神明宮
指定年月日:昭和63年12月7日
水月寺の江戸彼岸桜
天然記念物
水月寺は明和8年(1771)創建、城端絹の開祖、畑氏の守護神の天満宮としても古
くから町民に崇拝された。鳥居を通って境内に入ると本堂北側に目通り3.2m、樹高約20mのエドヒガンザクラがある。地上4mのところから枝が四方に張
り出し、樹型、花色ともに見事な巨木である。
所在地:南砺市城端963
所有・管理者:水月寺
指定年月日:昭和63年12月7日
山田郷総社神明宮の大杉
天然記念物
この宮は収穫の神である豊受大神を祭神とし、本殿は天保10年(1839)の再建、拝殿は昭和18年(1943)に井波の高瀬神社から譲り受け、原形のまま再建されたものである。
社域中央にあるこのスギは目通り6.85mある。5mの太さに育つには300年以上要していると推測される。平野部に残存する巨木として貴重である。
所在地:南砺市是安837
所有・管理者:山田郷総社神明宮
指定年月日:昭和63年12月7日