利賀の初午行事
無形民俗文化財
初午は、文化年間(約200年前)の頃から利賀地区に伝わってきた民俗行事である。毎年1月15日(現在はその前後の日曜日に実施)、ワラ馬の頭を仕立てて、深い雪を踏み分けながら家々を訪ね廻り、家内安全と養蚕や農作物の豊作を祈願する。
初午行事は、関東地方などでもかつて盛んであったが、利賀の初午では俵ころがしや太鼓たたきなど、一切の神事が子供だけで行われて、ユニークである。
所在地:南砺市利賀村
所有・管理者:初午保存会
指定年月日:平成16年7月16日