天然記念物
利賀村内で現存するカツラの中で、最も古く、最も大きいものである。
坂上東山の通称「鴻の貴水(こうのきみず)」横の小さな谷の上流にある。根は谷をまたぐように数本に分かれた珍しい形状である。根回り14.5m、幹回りは4本のうち最大のものが5.6m、最も細い幹が2.8m。樹齢推定600年。老木で樹の勢いはあまりない。
所在地:南砺市利賀村坂上東山
所有・管理者:個人所有
指定年月日:平成4年8月1日
天然記念物
このトチの木は、立派な枝を張り出し、幹囲り11.89mの巨木として知られる。地表から6m余りのところで上で2本の太い枝に分かれていたが、幹の内部が空洞で、昭和56年の豪雪の際に、片方が裂けてしまった。
トチの老木は普通、こぶが多いものだが、この木の表面は割合に滑らかであり、珍しい。
所在地:南砺市利賀村栗当字脇谷244
所有・管理者:南砺市
指定年月日:大正15年10月20日
天然記念物
坂上八幡宮の境内、社殿に向かって右側に1際高くそびえている。根周り11m、目通
り周り8.42m、地上6mで、径80cmの太い枝を南側に出す以外は、直幹で樹高40mに達する。樹齢約700年と推定され、内部は一部空洞化している
が、幹も枝も外周りはほとんど無傷で、いまなお旺盛な育成ぶりを示している。
所在地:南砺市利賀村坂上731 八幡宮境内
所有・管理者:八幡宮
指定年月日:昭和42年9月26日