祭・イベント「つごもり大市」
つごもり大市
昔から地理的、経済的につながりの深かった城端地域では、五箇山との交易が盛んでし
た。五箇山からは和紙や絹を、城端からは米や生活物資を運んでいました。2月末日、降雪の緩んだこの時期に、年始のあいさつと精算のため五箇山から訪れた
人々をもてなし、市が立ったのが「つごもり大市」の由来です。いまから約340年前、寛文元年(1661年)が始まりと伝えられています。
「つごもり」とは「月ごもり」が縮まった言葉です。旧暦でいうところの晦日(みそか)、すなわち月の最終日との意味です。以来、形を変えながら今も続いています。
会場となる城端地域西町通りでは、様々な市が立ち並びます。城端商工会員のみなさんも「100円鍋コーナー」や「飲食コーナー」を出店し、イベントの賑わ
いを創出します。最近ではアコーディオンで音楽を奏で、みんなでなつかしの歌謡曲を歌う「歌声喫茶」も評判となっています。
●日時:毎年2月28日 午前10時から夕方まで
●場所:城端地域西町通り
●問合せ:城端観光協会
動画「つごもり大市」
つごもり大市