古刹「安居寺」
安居寺
創建は奈良時代で聖武天皇勅願所。国指定重要文化財の聖観音立像など数多くの文化財を保存。
インドから渡来した善無畏三蔵[ぜんむいさんぞう]によって718年(養老2)に開かれた名刹。奈良時代に聖武天皇の勅願所として、行基[ぎょうき]が勅
命を受けて壮大な伽藍を造営。江戸時代には加賀藩の祈願所になり、2代藩主前田利長が仁王門、観音堂を寄進するなど、数多くの宝物を有する。平安初期に造
られた本尊の木造聖観音立像(重要文化財)は、毎年10月18日に開帳され、拝観することができる。本堂には珍しい見返阿弥陀如来立像も安置されている。
所在地:富山県南砺市安居4941