祭・イベント「五箇山和紙まつり」
五箇山和紙まつり
五箇山の伝統工芸にふれる。
五箇山は、平家落人の里として古くから都の文化が伝えられていました。
五箇山和紙もそのひとつ。江戸時代、平地域で作った中折紙が、加賀百万石二代藩主前田利長に贈られたという記録が残っています。以来、五箇山和紙は、加賀藩の手厚い保護を受けながら発展し、良質和紙の産地として今日に至っています。
五箇山和紙は、積雪2メートルに及ぶ気候風土と、これに耐えぬく素朴強靱な民情から連綿として今日に受け継がれ、昭和63年に越中和紙と総称して国の伝統
工芸品に指定されました。一層優雅な風格をもつ生漉楮紙や加工品は、全国の有名作家や文人墨客の友として親しまれています。
毎年9月に五箇山和紙の里で開催される五箇山和紙まつり。「全国和紙ちぎり絵展」では、写真や油絵と見間違えるような作品が全国から多数応募され、展示されています。特設ステージでは、地元中学生のステージ発表や、地元民謡保存団体による民謡が披露されます。
また、五箇山和紙すき体験も行われ、昔ながらの紙すきによって、オリジナルの和紙作品を制作することができます。
●開催日:9月の最終土日曜日
●場所:道の駅たいら・五箇山和紙の里
●問合せ:道の駅たいら・五箇山和紙の里
動画「五箇山和紙まつり」
五箇山和紙まつり