じょうはな座
座という言葉には「多くの人々が集う場所」という意味があります。観る人、演じる人、つくる人、さまざまな人たちがここに集い、こころを磨き、こころを癒す。そんなあたたかな交流を育てていきます。
城端伝統芸能会館「じょうはな座」は、伝統芸能の継承と現代文化の創造を通してまちの賑わい創出を目的に建設された多目的ホールです。城端の伝統的な町屋
の様式や芝居小屋の意匠をたくみに採り入れた外観は、風情あふれるまちなみと溶け合って、城端の新しい表情を描き出します。
毎月第2・4土曜日には、庵唄とむぎや節の定期公演が開催されており、毎年5月に行われる「城端曳山祭」、毎年9月に行われる「城端むぎや祭り」の雰囲気を感じることができます。
庵唄公演は、三味線・篠笛・太鼓の情緒豊かで典雅なお囃子に始まり、今に伝わる数十曲の庵唄から、選りすぐりの曲を奏でます。映し出された曳山の提灯が幻想的な雰囲気をかもし出し、華麗ながらも荘厳な曳山祭の気分に浸ることができます。
む
ぎや節公演では、麦屋節はもちろんのこと、こきりこ節や古代神といった五箇山民謡も披露します。若い男女が往時の衣装をまとい、手にはすげ笠といったいで
たちでステージに立ち、素朴でどこかもの哀しい歌詞と調べにのせて踊りを披露します。公演の後には、出演者に手ほどきをしてもらう「踊り体験」の時間も設
けてあります。みなさんでむぎや踊りを体験してください。
所在地:南砺市城端1046
ホームページ:http://johanaza.city.nanto.toyama.jp/
収容人数:合計1階322席 2階78席 合計400人収容可能
じょうはな座