施設「利賀瞑想の郷」
利賀瞑想の郷
4m四方の曼荼羅を4面に展示した瞑想の館は圧巻。
旧利賀村は、ネパール王国・ツクチェ村と、そばを介してさまざまな交流を深めてきました。ツクチェ村は、曼荼羅を配したチベット仏教の寺院がある信仰の深
い村です。友好訪問のため訪れた団員は、曼荼羅の美しさに惹かれ、自分の心がリフレッシュされていくのに気づいたそうです。
利賀村では、ネパー
ルツクチェ村との友好のシンボルとして、また、村おこしの一つとして、「癒し」をテーマとした「瞑想の郷」を建設しました。展示されている曼荼羅は、ツク
チェ村出身の絵師を招き、1年の制作期間を経て完成したもので、4メートル四方もある巨大なものです。
現在、「瞑想の郷」は、ネパール文化の発信施設として多くの観光客が訪れています。
主な展示資料
・寂静憤怒百尊曼荼羅2面(人間が死んで生まれ変わるまでの49日間(中陰)に、その心の中に現れるとされる。)
・極楽浄土図
・十一面千手千眼観音図(阿弥陀如来と観音菩薩の図。日本とチベットの様式が混在している。)
・その他チベット仏像や仏教舞踏「跳舞」の衣装や仮面
・金剛界曼荼羅
・胎蔵曼荼羅(15世紀の曼荼羅の復元をめざしたもの)
所在地:富山県南砺市利賀村上畠
ホームページ:http://www1.tst.ne.jp/meisou/