特産「地酒 三笑楽」
地酒 三笑楽
三笑楽は平地域で醸造されています。その昔、平家の落人が謡ったと伝えられる謡曲「三笑」に、「酒は楽しく飲
むもの」という蔵の思いを込めて「三笑楽」と名づけられました。その蔵は、うっそうとしたブナ林を背負うように、山の急斜面に建てられています。これは、
清麗な地下水をくみ出すためです。冬は深い雪に閉ざされ、しかも生産量が少ないことから、幻の銘酒と呼ばれています。創業は明治13年。100年以上も前
から、小さな蔵での酒造りにこだわり、現在は四代目の当主が蔵を守っています。山廃仕込みで通常の2倍の日数を費やしたお酒はやや辛口で、すっきりとした
あと口に特長があります。多くの方に愛される手造りの酒は、しだいに各地の酒通にも知られ、今年もまた、雪深い静かな山間で育まれています。
●お問合せ:三笑楽酒造