世界遺産「相倉合掌造り集落」
相倉合掌造り集落
相倉集落は、庄川からやや離れた段丘上に位置し、北東にゆるく傾斜する細長い台地に広がっています。この集落
にある32戸の住宅のうち、20戸が合掌造り家屋です。相倉集落に現存する合掌造り家屋の多くは、江戸時代末期から明治時代に建てられたものですが、最も
古いものは17世紀にさかのぼると考えられます。
史跡として保存される範囲には、これらの家屋だけでなく、田畑・山林・池・道路・屋根葺きに必要な茅を取る「茅場(かやば)」や、集落を雪崩から守るための「雪持林(ゆきもちりん)」までもが含まれます。
相倉集落に訪れると、集落と周りの環境が織りなす美しい風景を目の当たりにすることができます。
国指定 史跡 昭和45年12月4日指定 平地域
重要伝統的建造物群保存地区 平成6年12月21日選定
世界文化遺産 平成7年12月9日登録
所在地:富山県南砺市相倉611(世界遺産相倉合掌造り集落保存財団)
ホームページ:http://www.shokoren-toyama.or.jp/~gokayama/