瓶子
工芸品
瓶子とは供えの御神酒(白酒)を入れるための神饌具である。献納者やその他の詳細については明らかではない
が、瓶子の形や塗、大きさからみて鎌倉時代に制作されたものと推定される。室町時代のものは肩部が丸みをおびているのに対して、鎌倉時代のものは上部及び
肩部は、角張っているのが特徴である。もとは朱塗りであったのが、その後黒漆を塗り、片方の蓋は新調されたものである。
所在地:南砺市城端1669
所有・管理者:城端神明宮
指定年月日:昭和58年5月10日